Linux版FirefoxのFlashでキー入力が効かない問題の対策にuimを導入してみる
どうやら、現在のバージョンのFlashプラグインで、FEPにscimを使っていると、アルファベットの入力も含めて一切の文字入力が効かなくなるようです。
仕方がないので、太古の入力システム(←大変失礼です)であるuimを代わりに使うことにしました。
まずは、インストール。
# yum install uim uim-anthy uim-gtk2 uim-gnome uim-skk
uim は基本パッケージ。 uim-anthy は、anthy というユーザーフレンドリーな日本語入力システム用のパッケージ。 uim-gtk2 は、GTK2を使った、uimの設定ツールなどをまとめたパッケージで、Qt版の uim-qt というのもあるのでお好みで。 uim-gnome は、Gnomeのツールバーのアプレットとして動作するUIMツールバーだけど、Gnomeと一体化しなくて良い(システムトレイだとか、単体フローティングなツールバーだとか)のであれば、uim-gtk2などに入っているので不要。 uim-skk は私好みのFEPで、素人にはお薦めできないw(正直、skkしか使う気はないので、anthyも不要だったりします)。
まぁ、いちいちパッケージ選別するのは面倒なので、
# yum install 'uim*'
なんてやるのが大抵の人には幸せな方法でしょう。
インストールが終わったら、標準のIMとしてuimを使うように設定します。これは、Gnomeのメニューの システム > 設定 > ユーザー向け > 入力メソッド(プログラム名は im-chooser)を起動し、UIM を使うと指定することで設定できます。
いったんログアウトして再度ログインするとuimが起動しているはずなので、Gnomeツールバーを右クリック > パネルの追加 で、UIMアプレットを追加します。
あとは、アプレットの設定ボタンを押すことで起動できる設定ツール(uim-perf-gtk)で、好きなだけ設定を弄って完了です。私の場合、skkを使うので、デフォルトでskk入力の直接入力モードになるようにしておき、入力方式の切り替え等々のキーバインドは削ってしまいました(Ctrl+J ←→ l の切り替えで事足りるので)。あと、 egg style newline は無いと死んじゃう。
これで、Flash上でも文字入力が出来るようになりますので、こころおきなくニコニコ動画で弾幕をiKnowで学習に励めます。