JASRACの「昨年、最も稼いた曲ランキング」がおかしい
日本音楽著作権協会(JASRAC)は5月14日、前年度(2007年4月〜08年3月)にJASRACの著作物使用料の分配額が多かった国内作品ベスト10を発表した。CDやカラオケに加え、ネット配信(インタラクティブ配信)やパチンコ、オンラインゲームなど、多様化した利用形態が反映されている。
音楽著作権料分配、「エヴァ」「北斗の拳」上位 パチンコ・オンラインゲーム寄与 - ITmedia NEWS
ほぉ。パチンコ・パチスロからの入金が結構多かったみたいですね。どうせ、音楽業界の慣習なんて知らないから、言われるがままにガンガン金を吸われたんでしょうね(笑)。
まぁ、それはよいとして、おかしいのは海外からの入金ランキングです。
海外からの入金があった作品ベスト10は以下の通り。全作品がアニメのBGMだった。「一度ランクインした作品は長く上位に定着することが多く、世界中で繰り返し放映されていることが分かる」(JASRAC)
確かに、音楽作品で海外で流れる日本曲は、原則、歌詞の入ってないBGMばかりでしょうから、アニメに偏るのはわかるのですが、
順位 作品 作曲者 1 ドラゴンボールZ BGM(TV) 菊池俊輔 2 東京ミュウミュウBGM 根岸貴幸 3 鋼の錬金術師BGM 大島ミチル 4 ポケットモンスターBGM 宮崎慎二 5 名探偵コナンBGM 大野克夫 6 ドラゴンボールBGM(TV) 菊池俊輔 7 聖闘士星矢BGM 横山菁児 8 デジモンアドベンチャーBGM(TV) 有澤孝紀 9 キャプテン翼BGM 飛澤宏元 10 美少女戦士セーラームーンBGM 有澤孝紀
なんで、「東京ミュウミュウ」が2位に鎮座してますか!? 他のそうそうたるメンバーを差し置いて。
……いや、ほんと、なんでだろ?