コンビニをたらい回しにされた件

over802008-04-02


今日、ちょっとした事情から、「ゆうパックの着払い」で荷物を送る必要があったんですが、無駄にたらい回しにあったので、悔しさを紛らわすために日記のネタにします。

ゆうパックの荷物を出す為には、郵便局に集荷を依頼するか、郵便局に直接持ち込むことになりますが、一人暮らしの社会人では、営業時間中には家に居ないのでどちらも難しいのです。というわけで、こんな時こそ、一人暮らしの味方、コンビニに荷物を持って行ってきたというわけです。

ここで注意が必要なのは、コンビニならどこでも良いという訳ではない、ということです。例えば、私が帰りに良く利用するam/pmではペリカン便しか扱っていません。今回の場合、既にゆうパックの着払い送付用の伝票が手元にあったので、ゆうパックを扱ってくれるコンビニに行く必要があります。

とはいえ、今日はその点は抜かりありません。というのも、以前にも同様の条件で荷物を出したことがあり、駅前から少し外れたところにあるローソンでゆうパックを扱っているのは、その時にリサーチ済みだったのです。

そういう訳で、荷物を小脇にかかえて、いざローソンへ。

「……あれ? ……無い?」

店が潰れて、空家になってました。まぁ、立地の悪さから、利用客は少なかったようなので、仕方の無いことかもしれません。が、今、手元にある荷物はどうしてくれよう……。

思案すること一瞬。結局、1軒ぐらいはゆうパック取り扱い店もあるだろう、という思惑の元、駅前のコンビニ密集地帯へ足を伸ばすことにしました。


道中1軒目、いつも利用するam/pm。これは前述の通りペリカン便しか扱ってないので素通り。


2軒目、駅最寄りのコンビニ、ファミマ。入口には、どこの運送屋を扱っているかの記載は無し。レジの店員に聞いてみる。

「あの、すいません。こちらでゆうパックの荷物って受け付けてもらえます?」
「はい。できますよ」

やった。ビンゴ。

ところが、店員さんが伝票のバーコードを読もうとするも、Beepが鳴って読み込んでくれない模様。そして、別の店員さんが来て一言。

「すいません。Yahoo!ゆうパックしか扱ってないんですよ」

なんやねん、それ。(帰って来てからググったら、こんなサービスでした。んなもん要らんわ。)


仕方が無いので、駅改札の横を抜けて、さらに先のセブンイレブンへ。しかし、ここは表の看板にクロネコのマークが付いていて、ゆうパックのマークは見当らない。

「だめかぁ……」と、思いつつ周りを見渡すと、さらに少し先にローソンの看板が! どうやら最近オープンした新店舗のようです。ローソンなら期待が持てる!と喜び勇んで飛び込みました。

私「すみません。こちらでゆうパックの集荷ってしてもらえますか?」
女性店員「シュウカ?ですか?」
私「あの、荷物を出したいんですけど……(と荷物と伝票を見せる)」
女性店員「あ、はい。お預かりします。」

やったー! と思ったのも束の間。

「あ、オーナー、ちょっと……」と、別の店員を呼びに行ってしまいました。すぐに戻ってきたのですが、つれてきたオーナーと呼ばれた人は、結構年をくった人の良さそうなオジサンでした。

その時、私は『この女性店員はバイトの新人で、オーナーに手続きの方法でも教わろうとしているのかな?』と思ったのですが、どうも様子がおかしいのです。

女性店員「オーナー、対応をお願いします。私は見てますので。」

そう言って、近くの棚などから、伝票に押すためのハンコや荷物の大きさを計るメジャーなどを、テキパキと手元にあつめ出したのです。一方、オーナーの方は私に接客対応を始め、慣れない手付きでレジをぽちぽちと操作しはじめました。

私「? ……!! (オーナーの方が指導される立場なのかよっ!!)」

そっかー。このオッチャンは脱サラでもして、このコンビニ始めたのかなぁ。この女性店員はローソンの本部のほうから指導の為に来た社員なんだろうなぁ。

その後、オーナーは、決して手出しをしないこの女性社員に見守られながら、たっぷりと時間をかけて伝票を書き上げ、私の荷物を受け付けてくれました。手続きには無茶苦茶時間がかかりましたし、まちがえて着払い手数料を私から受け取ろうとしたり(着払いなので当然、荷物を受け取る人が手数料も払います)といった問題はありましたが、さすがに腹立たしく感じることはありませんでした。


がんばれ、オーナー! 応援してるぞ!
駅の反対側にあるから、私は二度と利用しないと思うけどね。