「BDなんていらない! ネット動画配信大勝利!」に物申す

Blu-RayHD-DVD仁義無き戦いは、HD-DVD陣営の旗振り役だった東芝の投了を持って終了した、というのは、ここ最近のニュースラッシュで耳タコだと思います。

思い返せば、若干Blu-Ray側有利の状態で半年ほど引っぱった末の、突然のワーナーの離反の時点で、これ以上の継続は実質不可能だというのが、世の中の風潮だったように思います。

その、もう決着が付いたかのような風潮の中で、「次は Blu-Ray vs ネット配信の戦いが始まる。むしろ、Blu-Ray は既にネット配信に遅れをとっている」といった論調を、数多く目にしたような気がします。

私の正直な感想では「それはちょっと違うんじゃないかなぁ」と思っていました。現状のネットは現在のTV放送やDVDの置き換えとしては、まだまだ力不足ですし、安価で大容量なデータの保存/流通の手段としての光ディスクの需要も当分は無くなりそうにありません。レンタルビデオがあっても、セルDVDは無くならないのと同じ理論です。

なんでみんなはそう感じないのだろう? 私だけ変なの?

そんな感じでやきもきしてたのですが、やっと私のもやもやを晴らしてくれる記事を見つけました。

西田宗千佳の RandomTracking 「『BD勝利』でなにが始まるか」

そう! これだよ、これ! やっぱりそう思うよね!

……うん。 言いたいことは全部、この記事に先に書かれてしまったので、私が書こうと思っていたネタは無くなっちゃったんだ。残念。